【目的】
PCのOS(Windows XP)の起動時間の短縮
【環境】
WindowsXP
OS起動システムの収納場所がHDDである事
【メリット】
Windows起動時にHDDから読み込むシステムファイルをアクセス速度が最も速いHDDの外周部に集め、起動に必要なデータを読み込み易い場所に纏める為、起動速度の高速化
【デメリット】
ハードディスクのハード的な特徴のディスクの外周部の読み込みが速い所にデータを移動する事でのスピードアップを図る仕組みの為、ハードディスク以外の記憶デバイス(SSD等)での効果は少ないとの予想
【方法】
TuneXP
作者:The DriverHeaven Team
日本語化:dEの物置
上記のフリーソフトを使用
※フリーソフト使用時は、システム変更後の不具合の可能性が起こる可能性が多くなる為、実行前にWindows復元ポイントを作って置く事
又、このソフトの特徴から、試行前にハードディスクをデフラグして最適化して置く事で、より効果アップを期待。
念の為、[スタート]ボタン-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システムツール]の「システムの復元」でバックアップポイントを作っておきます。
1、ソフトの入手
「TuneXP」で検索、cnet download.comから「TuneXP1,5」をダウンロード
2、ソフトのインストール
ダウンロードした「TuneXP_15.exe」をダブルクリックしてインストール
すべて[NEXT>]の選択でインストール完了。
デフォルトで、C:\Program Files\TuneXPにインストールされます。
3、ドライブの指定
「TuneXP」を起動したら、ウィンドウズのシステムドライブの指定する。
私の場合、Cドライブを選択し、〈Select Drive〉ボタンをクリック
4、起動の高速化を実行する
〈Memory and file system〉メニューの〈Ultra-fast booting(rearrange boot files)〉を選択。
5、ディスクの最適化が完了
最適化中は「コマンドプロンプト」画面(黒いウィンドウ)が開く。
「コマンドプロンプト」画面(黒いウィンドウ)は、最適化が完了すると自動で消えるので自分で閉じない事。
最後にダイアログ「TuneXP Final Do not reboot before defragmentation is conplete」の〈OK〉ボタンをクリックして起動の高速化が完了。
【結果】
気持ち速くなった気がする。
試行前、スイッチオンからマウスポインタの砂時計が無くなるまで2分30秒位が、2分20秒位になったかな?
【総合評価】
私の環境では、思ったほど速くならなかった。
導入自体は簡単なので、ちょっとお試ししても良いかも。
その他、色々設定できます。解説