【目的】
PCのOS(Windows XP)の起動時間の短縮。
【環境】
PCユーザーが一人の場合、OSがWindows XP又はvista
(個人用のPCの場合で、他人がこのPCを使わない環境の場合)
【メリット】
Windowsの起動時の毎回のユーザーアカウントの指定とパスワードの入力の手間を省き、起動時間と手間の短縮。
【デメリット】
他人がこのPCを起動して、そのまま使用する事が出来てしまう。(セキュリティー、プライバシーの問題)
【方法】
1、設定画面を呼び出す
XPの場合
[スタート]メニューから〈ファイル名を指定して実行〉を選択し、「control userpasswords2」と入力する。
VISTAの場合
「control userpasswords2」と検索ボックスに入力する。
2、ユーザーアカウントの設定を変更
「ユーザーアカウント」ダイアログの〈ユーザー〉タブにある「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外して〈OK〉ボタンをクリック。
次の画面で自動ログオン用のユーザー名とパスワードを設定すれば完了。
【結果】
試行前は、電源投入からマウスポインターの砂時計が消えるまで(パスワード入力等の時間含む)が約3分。施行後、約2分30秒に。
約30秒の短縮。
今までは、電源投入後、「ユーザーアカウントの指定、パスワードの入力」が出来るまでに時間がかかり、さらに、「ユーザーアカウントの指定、パスワードの入力」後も、実際にOSがストレス無く動く様になるまでに時間が必要だった。
つまり、数分間パソコン前に待機しなくてはいけない状態だったが、電源投入後にパソコンから離れ、コーヒーを入れて戻ってくれば起動完了している状態になっているのが良い。
【総合】
自分専用のPCを使っている場合、ユーザーアカウントの指定や、パスワードの入力を行わずにログオンする事で起動時間の短縮。
他人がPCを利用できない環境(一人暮らし)等の場合で、セキュリティー的に問題ない場合、「ようこそ」画面の省略をしても、問題ないであろう。
それよりも、ユーザーアカウントの指定や、パスワードの入力の手間を省き、OSの起動時間を短縮できる方が私にとって、とてもメリットがあった。